メキシコの有名な彫刻家ホルヘ・マリンの彫刻展「風景のような身体」が7月30日、北京の恭王府で開幕しました。彫刻展は9月10日まで行われます。
ホルヘ・マリンは建築士である父の影響を受け、幼い頃から芸術に対する情熱を育み、その後、兄とともに、メキシコの芸術界の有名人となりました。
作品の中枢となる人物がいることが、ホルヘ・マリンの銅彫刻の特徴です。銅を通じて活力と躍動感を与えられた身体が作られ、小さい支点で支えられている人物が、観客に溢れる力強さを見せ付けます。作品を鏡とし、誰でも自分の考えをその鏡に投影し、観客によってそれぞれの理解を得られるように、ホルヘ・マリンは人物の顔の特徴を弱め、身体の動きを強調しています。
ホルヘ・マリンの作品は古典と現代を融合し、神話の中の人物を通じて、人類が常に美しいものを追求することを表しています。彼の作品でよく使われる翼を持つ男はギリシア神話のイカロスで、飛ぶことを望むイカロスを通じて、人類の空への思いを表現しています。
興味を持たれた方は、ぜひ足を運んでみてください。
会期:7月30日~9月10日 08:00~18:00
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