会員登録

第九弾 「藤間万恵 日本舞踊の会」 ~踊りがつなぐ師弟の絆~

2011-11-15 13:20:13     cri    

 「コレ若」シリーズ第九弾、第一回は中日の若者が手を取り合い、藤間流日本舞踊家・藤間万恵先生が率いた舞台をご紹介しました。第二回の今日は、その舞台で三弦曲「英執着獅子(はなぶさしゅうちゃくじし)」を舞った北京語言大学日本語学科の雷国悦さんをクローズアップします。日本語を学ぶ雷さんが自ら執筆してくださった原稿を、丸ごとご紹介します♪  

第二回 中日の架け橋を目指す、雷国悦さん

プロフィール:

 

北京語言大学日本語学科3年生。

全国大学生和平大使コンテスト(キャンパス・ミスコン)で最も知性を備えた大使に選出されたこともあるほどの才色兼備。

 

20114月より藤間万恵先生に師事し、日本舞踊を学び始める。

北京工業大学や天津梅江会センターなどで踊りを披露し、826日には「北京西城句日本文化節」でも踊りの舞台を踏む。

今回の舞台では、古風でゆったりとした長唄に乗せた女形舞踊「英執着獅子」を披露。

  こんにちは、皆さん。 雷国悦と申します。

 北京語言大学日本語学科の3年生です。 小さいころから踊るのが好きで、きれいな衣装を着て舞台に立つことが私の夢でした。小学生のころ、中国の民族舞踊を習い始めましたが、中学に入ると学業が忙しくなり、踊りの練習を続けることが難しくなってしまいました。 それからしばらくは学業に専念していましたが、2009年の秋に大学に進学してからは、ダンスチームに入ってパフォーマンスや試合に参加するなどして、再び踊りに触れる生活を始め、中国カンフーの詠春拳やヌンチャクも習い始めました。もともと日本文化に興味があったので、大学では日本語学科を専攻しています。 そして今年の4月、藤間先生と出会って、日本の伝統芸能である日本舞踊を学び始めました。

 先生のおかげで日本文化や日本舞踊に直に触れることができて、本当に嬉しかったです。稽古を続けるうちに、日本文化だけでなく、日本人の行動様式とか、対人関係などの異文化に触れることができました。

 日本舞踊の曲はリズムを取るのがすごく難しく、曲が古いので、現代の若者である私たちにとっては、聞いて理解できない部分もありしたが、藤間先生はいつも親切に教えてくれて、藤間先生の仕事の熱心さに深い感銘を受けた私は、何度も何度も先生に聞いたり、曲を繰り返し聞いたりして、少しずつ理解できるようになりました。藤間先生のおかげでいろいろ勉強になりました。今回の経験は私にとってとても大事な、一生忘れられない思い出です。

 私は来年、日本に留学することが決まっています。日本語能力を高めて、日本文化、日本社会、日本舞踊についてもっと深く理解していきたいと思っています。将来は、こうした経験を生かして、日本語を駆使して中日の架け橋になりたいと思っています。そして、中日関係の中で活躍できる人間になりたいです。

 「藤間万恵 日本舞踊の会」雷国悦

 「これからの中日交流を支える若者たち」第九弾、次週の第三回は、今回の公演で見事な「にらみ」を披露した楊一帆さんをご紹介します。

 本人自身よく研究したという「にらみ」のエピソードもお話いただきましたので、どうぞお楽しみに!

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS