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第九弾 「藤間万恵 日本舞踊の会」

2011-11-08 14:13:19     cri    

~踊りがつなぐ師弟の絆~

 「コレ若」シリーズも今回で丸1年。この節目である第九弾を飾っていただくのは、藤間流(勘右衛門派)日本舞踊家の藤間万恵(まえ)さんが師として率いる「日本舞踊の会」の皆さん。その中から今回、単独で演目を演じた中国人の生徒さんお二人と、藤間先生ご自身にスポットを当ててお送りします。

 第一回 「藤間万恵 日本舞踊の会」、公演開催

(指導を行う藤間万恵先生=資料提供:藤間万恵 日本舞踊の会)

 「日中学生が共に創る 日本舞踊と歌舞伎演目の舞台」として、先月22日と23日の両日、北京宣武門の繁星戯劇村で行われました。公演のご紹介はオウギ記者と馬ゲツ記者がすでに「北京の表情(映像付き)」と「中日交流」でリポートしていますので、下記のリンクをご覧ください。

 「北京の表情(映像付き)」はこちらをクリック

 「中日交流」はこちらをクリック

 さて、日本ではやや敷居が高いように思われます日本舞踊。

 中国という異国の地で、日本に居てもなかなか触れることのない生の舞台に触れることが適うというのは、まさに文化交流がさまざまな面で展開され始めていることを意味しているのではないでしょうか。

 しかも、舞台に立つ踊り手の8割が中国で日本語を学ぶ学生たち。

 一国の伝統芸能の舞台に外国人が立つことは、本来であれば想像も付かない挑戦ですが、それを「文化交流使(文化交流使とは、日本文化庁が世界の人々の日本文化への理解の深化や日本と外国の文化人のネットワークの形成・ 強化を図るために海外に派遣する芸術家や文化人のこと)としての集大成」とするために、文化交流使としての派遣期限を過ぎても中国と日本を行き来しながら公演を実現させた藤間先生。

 「中国で初の試み」といわれるこの画期的な舞台に挑む藤間先生と生徒さんの絆は、1年という長くはない時の流れの中でどのように培われてきたのでしょうか。

 今回はまず、驚くべき挑戦を成し遂げた「藤間万恵 日本舞踊の会」の公演演目を、一つ一つ簡単に振り返ってみましょう。

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