パキスタン駐在中国大使館によりますと、中国チベット登山隊の一行11人が27日、世界11番目に高い峰ガッシャブルムI峰を登るため、車に乗って、パキスタン北部へ行く途中、山崩れに襲われ、1人が死亡し、10人がケガをしたとのことです。

　事件発生後、パキスタン側はヘリコプターを出動させ、負傷者を北部の町スカルドの病院に運んで、救助に当たりました。

　パキスタン駐在中国大使館はこのことを知った後、直ちに緊急対策メカニズムを起動し、負傷者の救助に出来るだけの必要な協力をしてくれるようパキスタン側に要望しました。