ベネズエラのアルバレスアメリカ駐在大使は27日、メディアに、「アメリカ国務省はすでに、ベネズエラのアメリカ駐在大使館に照会し、1976年にキューバ航空の旅客機の爆発事件を画策し参加したポサダ容疑者を引き渡すというベネズエラの要求を正式に拒否した」と確認しました。
アルワレス大使は、「アメリカ側は、ベネズエラの要求は『証拠不足』で、『法的根拠』が不足だと称している」と述べました。
あるメディアは、「このことは、ブッシュ政権がテロ取締り問題で実行したのは二重基準であることを示している」としています。
ポサダ容疑者の原籍はキューバで、1960年にベネズエラ籍を取りましたが、1976年にキューバ航空の旅客機爆発事件を画策し参加しました。この事件で73人が死亡しました。
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