中国で5年前から進められてきた「国境地帯を振興させ、民衆を豊かにする」行動は著しい成果を収め、これによって、国境地帯のインフラ施設と民衆の生産と生活の条件が大きく改善されました。

　中国の少数民族はほとんど国境地帯に集り住んでいます。歴史や地理、自然などの原因によって、国境地帯の民族地区の自然状況は比較的に悪く、経済と文化の発展が立遅れており、交通、通信、エネルギー、水利などのインフラ施設が弱いものです。中国政府は国境地帯の民族地区を出来るだけ早く貧困から抜け出すため、2000年から「国境地帯を振興させ、民衆を豊かにする行動」を実施し、国境地帯の民族地区に対する投入を拡大し、インフラ施設の建設に力を入れ、地元の民衆の生産生活の特殊困難を解決しています。

　中国国家民族事務委員会によりますと、ここ5年来、中央政府は２億元余りを投入し、２万件の関係プロジェクトを実施し、国境地帯の各民族の人々の歓迎を受けています。