19日中国南部の広州市で開かれた全国地質環境管理会議で明らかになったところによりますと、中国浙江省の雁蕩山など4ヵ所の国家地質公園が、このほど、ユネスコ・国連教育科学文化機関によって世界地質公園ネットリストに登録されました。これにより、中国における世界地質公園は12ヵ所になりました。
伝えられるところによりますと、地質公園設置の目的は、地質の遺跡を保護し、社会の持続可能な発展を促すことです。現在世界には合わせて33ヵ所の世界地質公園があります。
現在のところ、中国では、地質遺跡自然保護区が400ヵ所あり、保護面積は334万ヘクタールあまりにのぼります。また、中国では各クラスの地質公園が141ヵ所建設され、地質遺跡を効果的に保護すると同時に地元の観光業の発展も促しています。
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