中国共産党中央の胡錦涛総書記と中国国民党の連戦党首は29日北京で歴史的な会談を行い、重要な共通認識に達しました。香港マスコミは「胡錦涛総書記と連戦党首の会談は国共両党が現実に向けて、未来を切り開くために踏み出した歴史的な一歩である」と見ています。
30日付けの香港「文匯報」の社説は「胡錦涛国家主席と連戦党首の会談は重要な歴史的な意義を持つ。この会談は両岸関係発展の新しいルートを切り開き、両岸関係の歴史書に記されるものであるに違いない」としました。
「大公報」の社説は「中国共産党の胡錦涛総書記と中国国民党の連戦党首が北京で握手したことは60年ぶりの歴史的な握手である。今回、双方が達した共通認識は、海峡両岸の未来を切り開くための唯一で正確な選択である」と評価しました。
「マカオ日報」は論評を発表し、「国共両党が達成した5項目の主要な共通認識は、両党交流の重要な成果であり、両岸関係発展への大きな推進でもある」と強調しました。
台湾島内のマスメディアも、「両党の会談及び共通認識は両岸関係の発展にプラスとなり、台湾海峡の平和と安定にとっても、有利な契機になる」としています。
それと同時に、台湾島内の専門家や学者たちも、「両党の会談及び共通認識は、両岸関係の発展に新たな思考と原動力を提供した。それは、両岸人民の利益と福祉に合致し、両岸関係の平和的かつ安定的な発展の推進に有利である」とそれぞれ指摘しています。(04/30)
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