イタリアとアメリカの両政府は29日共同声明を発表し、「双方は、イタリア諜報機関員のアメリカ軍に銃殺された事件に対する合同調査を終えたが、多くの問題で一致に達しなかった」と表明しました。
声明は「合同調査に参加したスタッフは、それぞれイタリアとアメリカ政府の関係機構に調査報告を出す」としています。
声明の発表後、イタリアの副首相でもあるフィーニ外相は「イタリアは、この事件にイタリアだけで独自に調査を行い、真相を明らかにする」と述べると共に、「この事件がイタリアとアメリカの両国関係に影響を及ぼすことはない」と強調しました。
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