ロシアのラブロフ外相は26日、アラブテレビのインタビューを受けた際「ロシアは原子力エネルギー分野におけるイランと協力を拡大していく可能性がある」と表明しました。
ラブロフ外相は「ロシア専門家がその建設に参加しているイランブシェール原子力発電所は平和目的に利用されるものであり、その建設は完全に透明で、IAEA ・国際原子力機構の監督の下で行なわれている。この面における双方の協力が順調に進めば、ロシアはイランの新しい原子力施設の建設を援助することが可能だ。ロシアはイランのウラン濃縮計画の放棄を勧めているフランス、ドイツとイギリスがイランと密接な連係を保つことを促している。アメリカのライス国務長官はこのほどのロシア訪問で、イラン問題におけるロシアの立場を高く評価した」と述べました。
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