ドイツのシュレーダー首相は30日、ドイツの週刊紙「ディ・ツァイト」の記者のインタビューに答え、EU・欧州連合の対中国武器禁輸解除を支持することを改めて表明しました。
EUの対中国武器禁輸の解除問題に対するドイツ連邦議会の多数議員の反対意見を尊重するかどうかについて、シュレーダー首相は「ドイツの『基本法』には、外交政策はドイツ連邦政府が制定すると明確に規定している。私は政策決定の際、ドイツ議会の採択した如何なる関連決議を必ず考慮する」と述べました。
ドイツのフィッシャー外相は当日「対中国武器禁輸令を解除することについてのEU加盟国の協商は依然として行われている。現在、各国はまだ共通の認識に達成していない」としています。
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