インドネシアのスマトラ島付近海域で28日夜、強い地震が起きた後、被災国のインドネシアと国際社会が29日から、相次いで措置を講じ、被災地区への緊急救援作業を始めました。
インドネシアの救援隊は29日、被災地のニアス島に到着し、インドネシア国民軍も歩兵大隊一隊と軍艦3隻及び数多くのヘリコプターを被災地区に派遣し、救援に当たらせています。インドネシアのスシロ大統領は30日に予定していたオーストラリアへの公式訪問を延期し、近日中に、被災地区を視察し、救援活動の陣頭指揮と協調に当たる予定です。
国連は当日、救援チームを被災地区に派遣し、世界保健機関、国連児童基金、国連食糧計画、国際赤十字などの機構も被災地区に救援チームを派遣、もしくは救援物資を輸送しました。
同日、中国紅十字会はインドネシア被災地区に30万ドルの緊急援助を提供することを決定しました。
アメリカ、日本、シンガポール、ニュージーランドなどの国も援助の提供を表明しています。
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