キルギスのアカエフ大統領は29日、ロシアのマスコミのインタビューを受けた際、「身の安全が保障されれば、大統領を辞任する」と述べました。
アカエフ大統領は、「現在、私は依然としてキルギスの合法的な大統領だ。キルギスの合法的な権力機構の代表とのみ対話するつもりだ」と強調した後、「現在、キルギスの合法的機構はテケバエフ議長を始めとする新しい議会である」と語りました。
キルギスのオトンバエバ外相代行は、29日付けのロシアの新聞ヴレンヤ・ノーボスチに掲載されたインタビューで、「キルギス新政府は、アカエフ大統領の身柄の引渡しを要求するつもりはない。アカエフ大統領が自分に相応しい場所で生活することを認める」と述べました。オトンバエバ外相代行は28日、キルギスはこれまでの国家外交政策を変えることはないと強調しました。
別の報道によりますと、キルギス国防省のアシルベコフ・スポークスマンは29日、「キルギスは、独立国家共同体安全条約機構が来月タジキスタンで行なう軍事演習に参加することになる」と発表しました。(03/30)
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