キルギスの新旧議会は27日ビシケクで合同会議を開き、議会の合法性について弁論しました。

   古い議会の議員は、「最高裁判所はこのほど行われた議会選挙の結果が無効だと発表したため、古い議会は唯一の合法的立法機構である」と見ています。しかし、新しい議会の議員は、「我々は合法的手続きで選出された代表で、就任を宣誓した。最高裁判所には新しい議会が不法だと判決する権利がない」としています。

   キルギスの治安を担当するクロブ前副大統領は、新しい議会を支持すると表明しました。

   キルギスのバキエフ大統領代行は26日、候補者として6月26日に行われる予定の大統領選挙に出馬すると発表すると同時に、各政府部門と商業機構に正常な活動を回復するよう呼びかけました。

   別の報道によりますと、ロシア大統領府は26日、キルギスのアカエフ前大統領がロシア国内にいることを発表しました。しかし、ロシア大統領府報道局は27日、アカエフ前大統領がロシア国内にいることを確認することを拒否しました。（03/27）