キルギス議会は25日未明緊急会議を開き、バキエフ元首相をキルギス大統領代行に選出しました。
キルギスの憲法に基づき、バキエフ元首相は新しい大統領が選出されるまで大統領の職務を代行ことになります。
当日、バキエフ大統領代行は内務相、国防相、司法相などの主要な閣僚と他の政府部門の高官を任命したあと、「新しい大統領選挙は6月に行われる見込みだ」と述べました。
バキエフ氏は「キルギスはロシアとの関係、特に経済関係を引き続き維持していく」との考えを示した上で、外国に滞在しているアカエフ大統領が帰国すれば、その安全は保障されるとしています。
一方、アカエフ大統領は25日、キルギスの国営カバル通信に寄せたメールで声明を発表し、「私はキルギスを一時離れているが、依然として合法的な大統領である」と強調したとのことです。
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