アメリカのライス国務長官は24日ワシントンで、「アメリカはキルギス各側が、暴力紛争を起こすのではなく、政治的対話を通じてのいまの危機解決のルートを見出すよう期待している」と述べました。
これはライス国務長官が、当日ワシントンで、ギリシャのモリビアティス外相とあったあとの記者会見の席上表明したもので、ライス国務長官は、その際、「アメリカはキルギス情勢の変化に注目しており、キルギスの各側が自制をたもち、情勢の一日も早い安定回復を期待している」と語りました。
当日、アメリカ国務省のエレリー副報道官も記者会見で、「アメリカは、キルギスの政府と反対派が自制を保ち、暴力紛争を避け、建設的な対話をおこなうよう督促する。アメリカは、いまの緊張した情勢の解決を促すため、欧州安全協力機構、ロシアとキルギスの反対派の指導者などを含む関係各方面と密接な連係を保っている」と述べました。
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