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(GMT+08:00) 2005-03-08 10:04:45    
北京の豆腐脳

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 北京もいまはいくらか暖かくなりましたが、時にはシベリアからの寒波のせいか、寒い北風が吹いたりします。それに3月の1日には午前中に小雪がぱらつき、気温はいくらか下がったようですが、その後の日中の最高気温が5~7度まであがったかと思うと、4日には気温が下がったり、それに夜半は寒いですよ。

 ところで、4日の夜半から日本の関東一帯はかなり雪が降ったそうですね。私が東京にいたころは余り降らず、ふってもしばらくして溶けてしまいましたが、3月にはいったかなりの雪が降ったとは珍しいのかな?皆さんのところはいかがでしょうか?

 さて皆さんは、豆腐脳をご存知ですか?漢字で見ると豆腐の脳、または豆腐の悩みと書き、変な感じがしますが、実は簡単に言うとおぼろ豆腐に具をいれ、醤油やニンニクのみじん切り、そしてごま油、ラー油などをかけて食べる軽食のことです。四川省一帯では、多くの具をいれて、辛く味付けた豆腐の花とかく豆腐花がありますが、これと似ているみたいですね。北京の豆腐花は、昔からイスラム教的な軽食とされたいましたので、一部の店では小羊のやわらかく煮た肉片を少しいれますが、豚肉はいれません。

 実はこの豆腐脳とは北京住民の朝食の一つで、これに油の条とかく油条(ヨウティアオ)つまり、膨らし粉、塩と重曹を水で混ぜたものに小麦粉を入れてこね、生地を作って寝かせたあと棒状に切って伸ばして油で揚げたものと一緒に頂くんですが、私は最近は、冷奴が飽きたので、先日は豆腐脳をおかずに酒をのみました。もちろん、酒はいつもの「白酒」で、私の豆腐脳は、放送局の食堂で買ってきたおぼろ豆腐をもう一度蒸して熱くし、木耳、ほうれん草、シイタケを炒め、適当に塩と醤油で味を付けてとろみをつけ、熱くなった豆腐脳にぶっかけ、そのうえにねぎの千切りをたっぷりのせたものです。もちろん、ニンニクのみじん切りは忘れません。豆腐脳を酒の肴にしたのは初めてですが、まあまあでした。自分勝手なこといってますね。